うたもち現代詩

詩を書き連ねる場所

No.256

 

 

苦痛の塊がごろごろと蠢く

触れ合えば欠け 砕け 小さい苦悩の塊になる

小さくなっても また大きくなる

そうやって埋もれる そうやって窒息する

 

だから こんな天気の良い日には

部屋の明かりなどつける必要も無い

そして カーテンも開けずに

脳が停止するまで何度でも眠る

 

はみ出て 押し込まれる 脳はグミになる

暑さにとろけて 寒さに固まる

ベッドは上の歯と下の歯になって

それを粉々に咀嚼している

 

 

頭蓋骨は穴だらけになって

粉々になった脳と憂鬱が混ざったペーストが

にゅるにゅる出て来て頭は空っぽになる

ここまで来たら あとにはもう引き返せない

 

 

くだらないことは全て忘れてしまえ

休日は永遠に続き 苦悩も永遠に続く

誰かがいないと 存在すら出来ない

それならばもっと 空っぽになるまで