うたもち現代詩

詩を書き連ねる場所

No.186 飛ぶ脳みそ

 

急ぎ足で何処へ行く

脳みそが 音速で 何処かへ びゅう と

 

足元確かめて 手元も確かめて

つりそうになったから ひたすら伸ばす

 

急ぎ足で出て行った

あいつが 光速を 超えたら びゅん と

 

足元硬くして 手元も硬くして

つりそうになっても ひたすら耐える

 

帰りを待つのは嫌だけれど

数えてみれば待ち惚けだらけ

こんな人生と嘆くよりは

どっかに脳みそ飛んで行け

 

帰りを待つのは寂しいけど

数えてみればいつも寂しい

こんな青春と嘆くよりは

どっかに脳みそ飛んで行け

 

何処かで誰かを 乗っ取っても良い

そしたらその時はそいつになろう

足元も手元も酔っ払ってしまった

酒も飲んでないのに まだ昼間なのに