うたもち現代詩

詩を書き連ねる場所

No.97 街

 

なんやかんやで 辿り着いたら

そこは東京 眠らない街

とは程遠い 眠る街並み

山がそびえる 鳥は鳴き出す

 

虫の音色に 寝つきは悪く

犬の遠吠え 寝起きも悪く

緑と青の コントラストが

うざったいから 目を閉じている

 

狡い言葉を くれた貴方に

あげる言葉は 「全て彼方に」

飛んでいったよ 右から左

どこへともなく 左から右

 

慰めてから 貶す言葉で

全て無かった ことにしたって

慰められて 貶されたから

不安に怯え 溺れ震える

 

ここじゃないどこかなんて

君がいなければ不安定

だから一緒に眠ろう

だから一緒に語ろう

 

どこでもない場所なんて

君がいなければ無関係

だから一緒に落ちよう

果てし無く落ち続けよう