うたもち現代詩

詩を書き連ねる場所。

No.36 「同志たちに告ぐ」

 

 無様に足掻け 無様に苦しめ

 

沈む時はいつでも同じ場所で
同じ速度で 同じ深さまで沈め

 

我々は何を倒そうとしているのか
何を成し遂げようとしているのか
それがわからないのなら
それがわかるまで戦い続けよ

 

その足掻いた末 苦しんだ末に
何が待ち受けていようとも
我々はその歩んで来た道を
生きた証とするのだ

 

同志たちよ

足を撃たれ引きずる時は
肩を貸してやれ

 

腕を撃たれ構えられない時は

代わりに銃を撃ってやれ

 

そして同士討ちになったら
そいつが治るまで看病してやれ

 

この生き辛い世で
此処まで道を歩んで来た
その生きた証を消す必要は無い

 


我々は見えないが 側にいるのだ

 

 

我々に階級はない
どこまでも平坦に広がり続ける

 

だからこそ強く

だからこそ脆く

一つの何かで繋がっている

 

その何かを忘れてはならない