うたもち現代詩

詩を書き連ねる場所

2018-03-14から1日間の記事一覧

No.172 ほんの短い家出

閉店したスーパーの前を横切る駐車場に車は当然無い目的を探して歩くけれどあてもなく彷徨う羽目になりそうだ (一人になりたい君は 寒そうな外に出かけた その後を追うわけでも無く 僕は煙草を買った 夜空に吸い込まれてゆく煙が 何故か寂しそうだ 満天の星…

No.171 従者

一日中煙草でも吸って意味の無いことを考えていたい 改札でごった返す人の波も通学路で遊ぶ賑やかな声も憂鬱な顔をして佇むビルも何も無い一日を ただ過ぎる一日を 求めながら 彷徨う頭の中は何処までも広がる空洞のようで見渡しても 音を鳴らしても果てなど…