うたもち詩文庫

詩を書き溜める場所

2017-10-18から1日間の記事一覧

No.145 徒者

眠れない夜に手を合わせて彼は歩いた燃え盛る街並みと狂気のネオンを眺め靴音を強調しながら自己暗示をかける車のクラクションで思い出される光景 彼は子供の頃に車に轢かれて骨折した疼きだした右の足を眺めながら歩いた野良猫に睨まれて夜明けを待つ宿無し…